インタビュー

PROFILE 伊藤由起子(いとうゆきこ)
  1959年4月13日 岐阜市生まれ。
  岐阜県立加納高校音楽科声楽専攻を卒業。
  結婚して島根県松江に転居後、音楽教室を開設。
  大正琴・師範(琴修会 神戸支部)。
  1998年、39歳の時ご主人の転勤に伴い明石に転居。
  現在は明石市内に11、その他神戸など大正琴
  教室を開く一方、愛の歌を歌う混成合唱団「LOVE・21」の
  代表として指導にあたり、毎年2年にバレンタイン
  コンサートを開いて音楽のある生活の楽しさを
  発信し続けている。
  現在明石市松江在住(*)。血液型O型。

  (*)インタビュー時の居住地が明石市松江。
     その後は、明石市二見町東二見に在住。

最初の一歩は大変だけれど、
それを乗り越えれば
幸せを分かち合える。
それが音楽だったんです

今回の明石元輝人・伊藤由起子さんは
音楽を通しての出会い、ふれあいを大切に
しておられる人の代表といえるでしょうか。
もっと正確に言うなら、教えることによっ
て音楽の楽しさを人々に伝道すること
の楽しさに惹かれている方といえるで
しょう。明石に移ってこられて5年半。市
民コンサートやボランティアコンサート
では欠かせない存在となった伊藤さんに、
音楽の楽しさ、明石の良さなどについて
伺いまレた。

何歳からでも楽しめる
身近な音楽にしたいんです

Q:大正琴の教室と混声合唱団の指導、そ
  してコンサートの企画・主催からボラン
  ティアでの訪問演奏会など驚くほどのご
  活躍ですね。伊藤さんにとって音楽とは、
  そして指導とは何なのでしょうか。

3歳でピアノを習い始めてから高校を卒
業するまで、ずっと音楽が身近にありまし
たから、将来は音楽に関わる仕事をした
いという希望はずっと持っていました。でも、
大学受験で予備校に通っている間に音楽
の世界に,ふっと疑問を抱くようになって。
それで大学は進路を変え、文学部の神道
学科に進みました。就職したのも東京の
乃木神社です。そのあと、兄弟がやって
いる進学塾で主に学習進度についていけ
ない子供たちを受け持って、「ああ、私っ
て教えるということが好きなんだな」と
気づいたんです。一人ひとりが持ってい
る優れたところを見つけてあげることが、
その人を伸ばすんだということ、それと
人は鍛える時に鍛えないといけないんだ
ということ。これが後に音楽を教えるよう
になっても変わらない私の基本です。

Q:音楽を指導されるようになったのは結
  婚されて島根県の松江市に移られてから
  のことですね。

松江に移ってからも、個人的に島根大学
の教授について音楽のレッスンをお願い
していました。そこからのこ縁でヤマハ
から音楽教室をやりませんか、という声
がかかり、講師の資格を取るため、ピアノ
やコーラス、調音などの講習に広島まで
何度も通いました。ヤマハの音楽教室を
1 年間務めた後、個人の音楽教室を開設
しました。教室では3歳から大人まで、年
齢や経験を問わずさまざまな生徒さんを
指導しました。ハンディを持った子供た
ちを指導する機会もあり、音楽を通して
社会と,ふれあえる喜びを味わってもらい
たいと、お母さん方にも参加してもらって、
その成果をみんなの前で発表したりで、
とても充実しておりました。

Q:大正琴の指導をされるようになったのは?

琴修会 島根支部長から大正琴の教室も
やってみませんか、というお話があって。
大正琴なら、中高年で「何かーつ楽器を・・」
という方にも向いているし、独奏もでき、
大勢でアンサンブルを作ることもできる
のでいいんじゃないかな、と思ったのです。
それで35歳の時に講師の資格を取りま
した。大正琴の教室では中高年の方が多く、
私の音楽を通しての交流の幅も随分広が
りました。歳をとって一人で家にこもって
いる、なんていうのはいやじゃないですか。
大正琴を習うことが、外出するきっかけに
なればいいんです。現に大正琴の生徒さ
んたちは私よりも年上の方が多いんですが、
皆さんとても若々しくていらっしゃいますよ。

もっともっと教室を広げたい
そしていつか国際交で海外へも

Q:そんな折に、こ主人の転勤で明石へ。
  またゼロに戻ってしまわれたわけですね。

明石に来て、まだ右も左も分からない、道
も覚えきれていないうちから、教室を開き
たいと場所を探して街を歩き回りましたね。
場所が決まると琴修会本部のバックアップ
もあり、新聞折込チラシなどで生徒さんを
募集しました。私の両親は“困難は神様が
それを克服できる人に与えた試練だ“と
いうしつけをしてくれましたので、いつも
最初の一歩は大変だけれど、それを乗り越
えることで、まわりの人達と幸せを分かち
合えると思ってやってきました。ですから
現在も、出会いを願って自ら一軒ずつポス
ティングをして回っています。いま、明石
市内に大正琴の教室は11会場あります。

Q:合唱団の「LOVE・21jというのは、確
  か市立西部市民会館の自主事業として募
  集したバレンタインコーラス部でしたよね。

ええ、2000年に企画が持ち上がり、担当職
員の方からお話をいただいたのです。市民
ステージ等で、職員の方々と精力的に舞台
を創り上げていく私の姿をこ覧になり、応募
者の指導もできるだろうということでのお
話でした。合唱団を結成し、愛をテーマにし
た歌でバレンタインデーを盛り上げようと
いう企画でしたから、翌年2月のバレンタイ
ンデーに合わせてコンサートを行って解散
するところだったのですが、せっかくの合
唱団なので残せればと思い、私が指導するグ
ループという形で、愛の歌を歌う混声合唱団
「LOVE・21」として再結成したんです。私
も大学の教授に師事して改めて声楽を勉強
しました。その後毎年2月に自主開催する
バレンタインコンサートでは会場に来られ
たお客様も一緒になって歌っていただくし、
地元の高校生のバンドにも出演してもらう
などバラ工ティーに富んだ内容で楽しんで
いただいています。オペラやクラシックか
ら歌謡曲、唱歌など幅広く採り上げて、子供
から大人まで楽しめるように考えています。

Q:今後の目標についてお聞かせいただけますか。

大正琴のグループも「LOVE・21」も普
段は市のコンサートをはじめ小規模なコ
ンサートへの出演、有志による老人ホー
ムや福祉施設、病院での演奏会などを行
っています。イベントを行うことでその地
域の活性化、そして文化の向上にもなる
と思うんです。音楽というのは自分自身
の存在を表現する1つの手段だと思います。
子供たちには音楽を通して,心豊かに育っ
てほしいし、中高年の方には生涯教育の
ひとつとしてぜひ音楽に親しんでもらい
たい。だから私はまだまだ教えたいんです。
日本中に音楽の輪を広げ、できたら国際
交流にも生かしたいなと思っています。

もっともっと教室を広げたい
そしていつか国際交で海外へも

Q:そんな折に、こ主人の転勤で明石へ。
  またゼロに戻ってしまわれたわけですね。

明石に来て、まだ右も左も分からない、道
も覚えきれていないうちから、教室を開き
たいと場所を探して街を歩き回りましたね。
場所が決まると琴修会本部のバックアップ
もあり、新聞折込チラシなどで生徒さんを
募集しました。私の両親は“困難は神様が
それを克服できる人に与えた試練だ“と
いうしつけをしてくれましたので、いつも
最初の一歩は大変だけれど、それを乗り越
えることで、まわりの人達と幸せを分かち
合えると思ってやってきました。ですから
現在も、出会いを願って自ら一軒ずつポス
ティングをして回っています。いま、明石
市内に大正琴の教室は11会場あります。

Q:合唱団の「LOVE・21jというのは、確
  か市立西部市民会館の自主事業として募
  集したバレンタインコーラス部でしたよね。

ええ、2000年に企画が持ち上がり、担当職
員の方からお話をいただいたのです。市民
ステージ等で、職員の方々と精力的に舞台
を創り上げていく私の姿をこ覧になり、応募
者の指導もできるだろうということでのお
話でした。合唱団を結成し、愛をテーマにし
た歌でバレンタインデーを盛り上げようと
いう企画でしたから、翌年2月のバレンタイ
ンデーに合わせてコンサートを行って解散
するところだったのですが、せっかくの合
唱団なので残せればと思い、私が指導するグ
ループという形で、愛の歌を歌う混声合唱団
「LOVE・21」として再結成したんです。私
も大学の教授に師事して改めて声楽を勉強
しました。その後毎年2月に自主開催する
バレンタインコンサートでは会場に来られ
たお客様も一緒になって歌っていただくし、
地元の高校生のバンドにも出演してもらう
などバラ工ティーに富んだ内容で楽しんで
いただいています。オペラやクラシックか
ら歌謡曲、唱歌など幅広く採り上げて、子供
から大人まで楽しめるように考えています。

Q:今後の目標についてお聞かせいただけますか。

大正琴のグループも「LOVE・21」も普
段は市のコンサートをはじめ小規模なコ
ンサートへの出演、有志による老人ホー
ムや福祉施設、病院での演奏会などを行
っています。イベントを行うことでその地
域の活性化、そして文化の向上にもなる
と思うんです。音楽というのは自分自身
の存在を表現する1つの手段だと思います。
子供たちには音楽を通して,心豊かに育っ
てほしいし、中高年の方には生涯教育の
ひとつとしてぜひ音楽に親しんでもらい
たい。だから私はまだまだ教えたいんです。
日本中に音楽の輪を広げ、できたら国際
交流にも生かしたいなと思っています。

自分に素直な明石の
気風が大好きです。

Q:ありがとうこざいました。明石に来ら
  れて5年半。最後に明石の皆さんにメッ
  セージをお願いします。

明石の方は「はっきりとものを言う人が
多いんだな」という印象でした。でもそ
のうちそれは自分に素直なだけで言葉に
裏がないからだということが分かりました。
慣れてくると、私の体質に合うな、と思え
るようになりましたね。こちらへ来て、
くの方々と知り合うことができ、生徒さん
にも教えられることもいっぱい。海が見えて、
空気も力ラッとしていて気持ちいいし、い
まはもう明石にずっと住んでいたいと思
っています。案外明石の地元の方の方が、
明石の良さを忘れているんじゃないでし
ょうか。音楽を通して、心を豊かに、ふれ
あいを一緒に広げていきましょう。そして
ステージというキャンバスに皆さん一緒
に夢を描きましょう。11月23日には山
電西二見駅前のイトーヨーカドーイベン
トホールで大正琴とコーラスのコンサー
トを予定しています。お客様も一緒に歌
えるコンサートにしたいと思っています
ので、ぜひ聞きにおいでください。

主婦として、2人のお子さんの子育て、
PTA役員も熱心にこなす母として、大正琴
を11会場で指導する師範として、そして混
声合唱団を率いて3会場で指導する…。そ
のバイタリティーに驚かされます。しかも、
まだまだ教室を増やしていきたいという抱
負も持っておられる伊藤さん。撮影では、
わざわざステージ衣装に着替えてのサー
ビスもしてくださいました。まさしくみんな
に元気を与えてくれる明石元輝人ですね。

琴修会大阪大会参加。平成15年10月 厚生年金大ホールにて。
明石の方々に輝く気力を引き出す種を蒔くことが生きがいと語る伊藤先生。

誠実に教えることが私の信念。
生徒さんが輝く姿を見ることは何よりです。

タイトルとURLをコピーしました